こんにちわかめうどん!
インターネットでの古物販売がますます厳しくなる昨今いかがお過ごしでしょうか。
この度、ネットや店舗での営利目的の古物購入は
古物商許可を取った上で直接本人確認をしなければならないという声明が警察から出されました。
これは、ブックオフ、セカスト等の実店舗、ECサイトでの仕入れは
今まで通りやりかたでは違法という声明が出されたことを意味します。
ヤフオク、メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ、モバオク 等も
本人確認が必要なので絶望的です。
せどらーの皆さん、ご愁傷さまでした(__)
…て、言うと思いました?
実は中古品せどりはまだまだ可能です!!!
今回はまず、古物、古物商について解説します。
その過程で、中古品せどりが可能な理由もお話していきますので
最後までよろしくお願いします。
すべての中古品せどりが出来ないというわけではない!
営業目的で古物を購入する場合、古物商の許可があることは当然として、
販売者の本人確認も必要って知っていました?
「サイトが行っているからOK」ではありません。
現行法では、あなたが販売者と直接やらなければならない義務なのです。
(一部商品を除き、1万円未満は免除されます)
また、1万円未満でも、
条例で、未成年は保護者の同意が無いと
買取ができない都道府県が多数なので、やはり本人確認は必要です。
実質ネット上&リサイクルショップでの古物仕入れは
禁止されたと捉えていいような声明が警察から出されました。
引用 大阪府警HP 詳しくはこちらをご覧ください。
上記をよく見てもらうと「法人の取引担当者」とあります。
これは実店舗ではリサイクルショップ等のレジの方or担当の方を指します。
また、セカスト等のECサイトの担当者のことも差します。
ブックオフやリサイクルショップからの購入でも同様で、本人確認が必要となります。
店員さんが応じてくれればいいのですが、してくれないでしょうね。
セカスト等のネット上の店舗ならさらに不可能だと思います。
これって全部ネットだと実質無理ですよね。
ただ、「古物」とは該当品目が日本国内で販売され消費者の手に渡ったものを指すので、
これって輸入品や古物に当てはまらない品目には適用されないんですよね。
つまり、古物商許可は必要ないのです!
(古物の売買をすることもあるので、念のため取得しておくことをお勧めします)
古物商許可とは 取得方法
古物商許可を設けている目的とは、盗品を流通させないために設けられています。
盗品とは関係なさそうな品目は対象外となり、
盗品の多い(万引き等が出来るような盗品)品目は条件が厳しくなっています。
「古物」を営業目的で売買するためには「古物商許可」を取らなければなりません。
許可を取ることは簡単で警察に行って古物商許可を取りたい旨を伝えれば
丁寧に説明していただけます。
申請書類も貰えます。
調べれば、取得代行も多々出てきますが、
自分で警察署へ行く時間のある方は、お金の無駄なので代行はやめましょう。
本当に簡単に申請できます。
私も代行して1万円貰いたいです→ご依頼は下記コメント欄へ(笑)
時給1万円のバイトになります。
ただし、許可が下りない場合もあるので、ご注意ください。
悪いことをせずに普通に暮らしていれば許可は下ります。
代行を使ったからと言っても
許可される確率が変わるわけではありません。
許可を申請する準備
参照 警視庁古物商許可申請ページ
■許可申請書の記入
申請書は警察署でもらうかHPから印刷する
■手数料の準備 19,000円
■添付書類の準備
〇略歴書
〇本籍が記載された住民票の写し
〇誓約書
〇身分証明書
〇URLの使用権原があることを疎明する資料
→Amazonで構わないのでネットショップの開設をしておいてください
ネットで古物商許可が必要な場面がある方は必須です。
申請書以外にも添付書類で書き方が分からない物に関しては、警察署に資料があります。
申請書も貰えるので、とにかく一回警察署に行って担当の方に話を聞いて下さい。
ネットショップの開設には時間がかかるので、先に済ませておいてください。
そもそも古物とはなに?中古品のことじゃぁないの?
古物とは、簡単に言うと「一度でも使用の目的の為に取引されたもの」を指します。
つまり、消費者の手に渡ったものは「古物」とみなされます。
また、購入はしていないが使用済み品だったり、それらに手を加えた物も古物となります。
ただし、古物には区分があり、区分に当てはまらない物は古物として取り扱われません。
古物商許可は古物に対する許可なので、
古物として扱われない物は古物商許可とは関係ありません。
注目↑
引用 愛知県警察サイト
詳しい区分は上記をご覧ください。
注意していただきたいのが、新品、未開封品でも古物となることです。
あなたが「消費者」の場合は、購入した時点でその品は古物になります。
また、このページには書かれていませんが、輸入品も「古物」対象外です。
私が古物商許可を取得する際に警察窓口の方に確認しました。
で、今あなたが気になっているのは
古物に当てはまらない物って何だろう?ではないでしょうか。
中古品で古物に当てはまらない物
古物に当てはまらない物は下記の物になります。
※代表的な物で、全ての品を網羅しているわけではありません
■品目は問わず全ての輸入品
■食品
■航空機、鉄道車両
■お酒
■薬
■化粧品
■消耗品
■その他
古物に当てはまらないだけでその他の法律で売買に規制がある物もあります。
営利目的で取り扱う際は、関連の法律をよく理解してください。
輸入品に関しても、そもそも輸入が規制されている品目があるので
そちらをよく理解してから輸入しましょう。
他の法律で規制されているので、お酒や薬の転売は絶対ダメですよ。
以上を踏まえて、店舗せどりでねらい目なのが、リサイクルショップの消耗品売り場です。
リサイクルショップの消耗品は、あり得ないほど安い価格で販売されているので、
こまめに覗けば、ほぼ確実に利益の出る商品に出会えます。
また、新品を売っているアウトレットや家電量販店は
古物を販売しているわけではないので仕入れ可能です。
その際に中古品、リユース品、リサイクル品は古物になるので仕入れ対象から外しましょう。
こちらの狙いはアウトレット品ですね。
家電量販店のサイトをまとめたのでこちらからご覧ください。
サイト上、アウトレットコーナーの場所も書いてあります。
まとめ
ネットや店舗での古物仕入れがほぼNGとなってしまったので、
古物商許可を取る意味合いがだいぶ薄れていると思います。
逆に、本人確認さえできれば仕入れができるので、
本人確認する手段さえ見つけられれば、
ライバルのほとんどいないブルーオーシャン化できるはずです。
またこのような状態なので、輸入転売の存在感が増しています。
eBayでのリサーチ法も解説しているので一度ご覧ください。
eBay輸入転売って儲からない?稼げない?失敗した私が教えるリサーチのやり方
よろしくお願いします(^^)/