![](https://i0.wp.com/fukugo.biz/wp-content/uploads/2021/10/2650417-150x150-1-150x150-1-150x150-2-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-2-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150-1-150x150.jpg?resize=150%2C150)
こんな方におすすめ
- Amazonで中国輸入品販売をやりたい
- 商標登録、OEMをやるほど資金がない
- これから中国輸入ビジネスを始めようと考えている
新規参入で普通に中国輸入品をアマゾンで売ろうとしても儲かりません。
アマゾンで中国輸入は、売れるほとんどの商品が出尽くしており、
しかも、既存のパワーセラーが強力すぎて
低資金しかないあなたは太刀打ちできないからです。
ただし、普通に売った場合です。
ここでは
普通に売っても、儲からない仕組み。
アマゾン中国品販売で利益を出す方法、を解説していきます。
![木々に囲まれた茶色のコンクリートの壁](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/1653823/pexels-photo-1653823.jpeg?w=1256&ssl=1)
Amazon出品の特徴 他のネット販売とは違うところ
まずは、前提の話をさせていただきます。
ここが話の肝になるのでよく読んでおいてください。
Amazonでは1商品1ページ出品を原則としています。
つまり、
ひとつの商品ページに対して多くの出品者が居るということです。
結果、購入者はページを移動することなく
一番安い所、早い所で購入することが可能となります。
セラー(販売者)から見れば、価格競争が起きやすい
ありがたくないシステムとなります。
ただ、セラーにもメリットはあります。
商品ページの相乗りをすることがAmazonの基本なので、
自分で商品ページを作ることなく出品が可能となり
非常に簡単に出品ができます。
価格競争が起きにくい商品を売るには
ありがたいシステムと言えます。
![アート, アマゾン, アリゾナの無料の写真素材](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/6942511/pexels-photo-6942511.jpeg?w=1256&ssl=1)
アマゾンで中国輸入商品が売れない理由
Amazonで中国輸入商品はかなり売れています。
ランキング上位にも多々入っています。
それだけおいしい商材ということです。
ブルーオーシャンと化している中国輸入品を
現在儲かっているセラーが、相乗り上等のAmazonで
無策のまま商品ページを開放するでしょうか?
何かしらの対策を講じるのが当然だと思います。
その対策というのが商標登録とOEMです。
簡単に言うと、商品自体は同じでも
自分専用のロゴを付ける等の対策をし、
同じものを仕入れ、販売できなくする戦略です。
こちらは、Amazonも認めている手法となるので、
相乗りはあきらめるしかありません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
中国輸入OEM Amazonに同じような商品が別の商品ページに沢山ある理由の話
すでに売れているページに出品できないとなると、
別のページを作って新規出品することになりますが
そうすると相乗りの問題が出てきます。
新規出品をして、商品ページを作り込んで、
広告をかけて商品ページを育てて、
ようやく売れ行きが良くなって、
相乗りされて、価格競争が起きて、
利益が取れなくなります。
終了です( ゚Д゚)
これが儲からない仕組みです。
![アート, アマゾン, アリゾナの無料の写真素材](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/6943398/pexels-photo-6943398.jpeg?w=1256&ssl=1)
なら、OEMすりゃぁいいんじゃぁねぇの?
その通りです。
OEMすればいいのです。
正確には商標を取ってOEMをすりゃぁいいんです。
ただし、
かなり費用がかかります。
在庫リスクも高まります。
保管場所も必要です。
まず、商標を取るのに最低3万円位かかります。
こちらは全て自分で申請等を行った場合で、
実際は、代行してもらうことになるので、
費用は5万円以上見ておいた方がいいでしょう。
こちらは、おまけ程度の費用で、
実際に高いのは、仕入れ価格です。
ロゴを付けてもらうには、ある程度まとまった数量を注文する必要があります。
一つ500円で仕入れられる物ですが、
最低ロットが500個だと、
それだけで25万円かかります。
そこに、その分の輸送代と保管倉庫代がかかります。
これだけの金額を売れるかわからない商品にかけなければ
OEMはできないのです。
結構リスクがあると思いませんか?
「ある程度、売り方、売れる物が分かっている方」
「赤字商品があっても、トータルで利益が出せる資金力がある方」
以上の2点を満たしている方にはおすすめできますが、
初心者には勧められる物ではありません。
![アート, アマゾン, アリゾナの無料の写真素材](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/6943104/pexels-photo-6943104.jpeg?w=1256&ssl=1)
初心者がAmazonで売るには
OEMは無理。
相乗りをされるような出品だと利益が取れない。
ではどうするか?
自分のオリジナルシールを張って出品しちゃえばいいじゃぁないか!
→規約違反です。
![](https://i0.wp.com/fukugo.biz/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-21_13h42_58-1024x163.png?resize=1024%2C163&ssl=1)
Amazon規約 出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項
商標を取っていてもシール貼り付けだと違反になります。
商品に直接印刷等をする必要があります。
つまり、工場に依頼するしかないのです。
再び、ではどうするのか?
セット販売かJANコードの取得をすることです。
JANコードの取得だけでは
完璧に相乗り防止をすることはできません。
一番のおすすめはセット品の販売となります。
セット品は手間がかかる上に、
中国輸入の場合は正確に同じ商品というのは分かりにくいので、
ほとんどの相乗りを防止することができます。
![犬の像の写真](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/2846034/pexels-photo-2846034.jpeg?w=1256&ssl=1)
セット販売の方法
![](https://i0.wp.com/fukugo.biz/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-21_13h57_42-1024x439.png?resize=1024%2C439&ssl=1)
まずはこちらのガイドラインを見てください。
セット品規約に「同じような商品の出品を防ぐことができます」とあります。
言い換えると「若干違えば相乗りを防止することができます」と書いてあります。
セット禁止の品目も上記にあるのでご注意ください。
![](https://i0.wp.com/fukugo.biz/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-21_14h00_59-1024x705.png?resize=1024%2C705&ssl=1)
続いてガイドラインを見ていきます。
要約するとこんな感じです
- 関係ない者同士のセットは禁止
- セット品の構成物はそれぞれ単品で出品もしてね
- 売っちゃいけない物はおまけとしてつけてね
- カテゴリー登録は一番値段の高い物でしてね
- 製品コードがない場合は申請してね
- 商標が無い時の登録は「ノーブランド品」
- 同じものを複数セットにするときは「まとめ売り」
- セット品には商品名に「セット」とつけてね
- メイン画像にはセット全てを載せてね
それほど難しくはないですね。
中国輸入品には基本的に製品コードはないので
申請は早めにしておいた方がいいです。
![](https://i0.wp.com/fukugo.biz/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-21_14h18_26.png?resize=1020%2C48&ssl=1)
上のガイドラインでここに注目してください。
「セット品の内容が多少でも異なる場合は」
ここを覚えておけば、万が一相乗りされた場合に
相手に出品を取り下げるように依頼できます。
参照 アマゾンセット品規約
![angpao, 中国, 中国語の無料の写真素材](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/6691720/pexels-photo-6691720.jpeg?w=1256&ssl=1)
中国輸入品を売るにはAmazon以外がおすすめ
ここまでやって、やっとAmazonでの販売が出来るのですが、
やはり商標を取っているセラーは強い!
売り方もうまいので、検索の上の方にいるのは
商標を取っているセラーばかりです。
ここで研鑽して戦うのもいいのですが、
他へ逃げるのも手です。
メルカリ等のフリマサイトや
Yahoo!ショッピング、楽天
等のモール出店、
自己ECサイトも使えます。
これらは、商品ページは自分の物なので
アカウント、ページを育てれば、
同じ商品を出品されてもAmazonほどのダメージはありません。
メルカリを見ていただくと、
画像が業者ぽい商品が出品されていることありませんか?
あれ、ほとんど中国輸入品です。
モール出品でもよく売れます。
出店のハードルが高いので、
ライバルもそれほど多くありません。
Amazonは、中国のセラーが多数入っています。
中国輸入品は結構そちらにやられていますが、
ヤフショ、楽天には出店できないので、特におすすめです。
![キッチンで働く男](https://i0.wp.com/images.pexels.com/photos/3603453/pexels-photo-3603453.jpeg?w=1256&ssl=1)
まとめ
Amazonでの中国輸入品の販売は、
中国セラー、パワーセラーの独壇場となりつつあります。
まだまだ、戦いようはありますが、
勝てるところで戦うのがおすすめです。
モール販売が難しいようなら、
メルカリで売ってみて、
売れた物をアマゾンでセット販売してみてはいかがでしょうか。
アマゾンの商品は、検索上位に入らないと売れないので
広告をかけてページを育ててください。
利益が出るのは3か月後。
そのつもりで販売を行えば、きっと売れ筋商品が作れるはずです。
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